積ん読、読んどく
雑記。
月曜日はもともと予定が詰まっていて忙しい曜日ではあるのだけれど、今日はその中のブログ執筆に充てている一時間を来客対応に使ってしまったのでこんな時間になってしまいました。
「夜に学んだことを寝ている間に整理して朝にアウトプットする」という理由で極力午前中に更新しているこのブログですが(取りかかるのは午前でも、終わるのが昼過ぎになることはままある)、まあ今日は雑記で計画なしなんで問題ないでしょう。
それでは、今日のテーマはテキスト(教科書)について。
これまで
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高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学(菅原晃、2013)
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知の編集工学 (朝日文庫)(松岡正剛、2001)
をテキストとして取り扱ってきましたが、やろうと思っている分野のそれぞれでどんなものをテキストにしようと考えているか、ここらでまとめておこうと思います。
◯世の中とお金
最初に取り扱ったテーマ。学びの一歩でも最初に書かれているけど、別に一番やりたいということでもない。
「高校生からわかる〜」が終わり、次にどういうルートに進もうか悩み中。
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→社会学者マックス・ウェーバーの古典。プロテスタンティズム(カルヴァン派)の「天職」の概念については別の本で知ったのだが、「仕事」について考えるなら読んでおいて損はないかな、と。
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→社会主義で20世紀を席巻したカール・マルクスの代表作。「資本論」そのものというよりは、マルクスの考える「賃金」「利潤」などの考えを理解したいので概説書的なものの方が向いている? これ自体を読むことはないと思うけど一応(厚いし)。
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経営戦略全史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)
→最近本屋で良く平積みになっている本。経営者が「お金を稼ぐ」ということをどのように捉えているのか知りたい。なんだか選ぶ本が違う気もするけど気にしない。
◯ストーリーデザイン
このテーマはストーリーデザイン研究会 その0でもリストを上げたのでここではさらっと。
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ストーリーメーカー 創作のための物語論 (アスキー新書 84)
→研究会の最初の課題図書。すでに一度ならず読んでいるが、腰を据えてストーリーデザインというものを追究しようとしているので、改めて。大塚英志は似たようなテーマで他にも色々新書を出しているので、一通り目を通してはおきたいなと思っている。 -
映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術
→「ストーリーメーカー」の次に読もうと思っている本。ストーリー表現の「構造」に着目するには、監督(映像を作る)と脚本(話を作る)で分業がしっかりしている映画業界を参考にするのが良いと思っている。お金も人も動く分、「受ける脚本を書く」という技術論が発達していそう。
◯デザイン一般
現状手つかず。具体的にどうこうという訳ではなく、デザインという営みの中にある思想を感じ取りたいと思っている。
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→ツイッターでお勧めされていたのでつい買ってしまった。まだ中身はほとんど見ていないけれど、ぱらぱらとめくっているだけでセンスの良さは感じられる。そのうち読もう。
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◯情報と交流(仮)
現在進行形で「知の編集工学」をテキストにやっているテーマ。デザインの話も包括する興味の領域。まだ上手く名前がつけられていない。
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→似ているタイトルだけれどこちらは新書。高校生くらいのときに一度読んだが、理解は不十分なので再読希望。「編集工学」を読んだ上で、さらに理解できればいいが。
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→「知の編集術」の中でプログラミング(の思想)についてもう少し掘り下げたいなと思って。以前からアンテナには引っかかっていたのだが、すこし優先順位が上がった。
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コミュニケーション学がわかるブックガイド
→この記事を書くためにamazonをいじっていたら見つけた本。「コミュニケーション学」がわかる「ブックガイド」なんて、タイトルからするとうってつけな気がするが実際はどうか。まずは店頭で内容を確認。
他にもいろいろと読みたい本はたまっているが、実際に読めるかと言われたら難しい気もするのでこのあたりで。
全体の展望としては「知の編集工学→ストーリーメーカー→知の編集術or教養としてのプログラミング講座」にしようかなと考えている。あくまで予定は未定だけれど。
……こんなリンクを貼りまくるだけの手抜きな記事でも、更新さえすれば「一仕事したぞー!」という気分になれるブログ運営。
何から手をつければいいのかも分からず、悶々とした気持ちで一日を潰していた頃に比べればずっと張り合いのある生活です。
流れを活かしつつ、かといって調子に乗って無理をしたりしないように気をつけながら続けていきたいものです。
それでは
KnoN(60min)