全くの門外漢が必要に迫られてちょっとだけTeXに手を出してみた。
番外編。
TeXの勉強をちょっとしてみたのでその成果をメモしておく。
テキストとしては
[改訂第6版] LaTeX2ε美文書作成入門(奥村晴彦他、2013)
あたりが定番らしいけど、そんな気合い入れてやるほどではないので買ってません。
主にこの辺りのサイトを参照。
- 作者: 奥村晴彦,黒木裕介
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2013/10/23
- メディア: 大型本
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わかるといいな、TeX入門
そもそも「TeX(テック、テフ)」ってなに?
→ドナルド・クヌース (Donald E. Knuth) により1978年にリリースされた組版処理ソフトウェア。数式なんかの表記に便利らしい?数学系・物理系の人がよく使っていると聞く。
まあ、詳しくはWikipediaでも見てください。
TeX - Wikipedia
基本の「き」
◯はてなブログはTeX記法に対応している。
→数式を表示する(tex記法) - はてなダイアリーのヘルプ
→設定で「はてな記法モード」あるいは「Markdownモード」にすることで使えるようになるらしい。
⇒ちなみにこの記事は「はてな記法モード」で書いてます。「見たまま」しか使ってこなかったのでちょっとめんどくさい。
⇒訂正:なんだか普通に「見たまま」でも大丈夫っぽい。
◯TeX記法の部分を特定のタグで挟むことでそれが有効になる。
→プログラミングの基本?
⇒タグをタグのまま書けなかったので、あいまいな言い回しに。詳しくは参考サイト1を見てね。
→こんな感じになる。
よく使う数式コマンド
これは参考サイト2から。
- 分数:\frac{分子}{分母}
- 対数:\log{底} 真数
- 総和:\sum_{下限}^{上限}
- 極限:\lim_{x \to \infty} f(x)
- 上付き:^
- 下付き:_
……こんな感じで何とかなる?
複雑なことをわかりやすく伝えるためには、その表現方法(=通信で言うところの符号化)を工夫する必要がある。
しかし適切な表現を行うためには、情報の送信者の側に色々と負担を強いることになる(=符号かに伴う通信の遅延)。
今回は数式を見やすく表示するために、その表現方法としてのTeX記法について学ばなければ成らなかった。また今後もこうしてめんどうなコードを打ち続けなければならない。
このあたりの「適切な表現のためのコスト」を下げることが出来れば、世の中の情報のフローはより快適なものになるのではないかと思う。
とりあえず記事としてはこのくらいで。
今日はこれからバックナンバーの数式部分を清書する作業にかかりたいと思います。
それでは
KnoN(40min)