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KnoNの学び部屋

落ち着きのない大学院生が専攻に関係ない(むしろそっちのけで)学んだコトを記録しておく場所

インタビュー調査を重ねる:11月第4週のまとめ(11/19-11/25)

◯月次報告・読書記録

 今週はちゃんと準備してたのに、最後の最後で眠気に負けて金曜更新逃してしまった。無念……。

 

 

 今週の一冊:(休み)

 今週は読書課題の一冊以外に本を読めなかったので一回休み。

次の一週間で読むのに良さそうな本は何があるかな……。

次のニュースの関係で

目の見えない人は世界をどう見ているのか (光文社新書)

あたり気になっているけど読む余裕はあるだろうか。

 

 

今週の気になるニュース:白い杖と余裕のなさと

  • 白杖全盲」という誤解があり、筋違いの批判を受けることがある。
  • スマホには文字の拡大、読み上げ、白黒反転など視覚障害者にも便利な機能があるが、こうした誤解から外での使用を控えてしまう人もいる。
  • キャラクターを使用したストラップによる啓蒙が行われている。

 

 

 記事中にもあるが、「目が見えない者(とそれに準ずる者)」は外出時に「政令で定めるつえ」を使うか「政令で定める盲導犬」を連れていなければならないと道路交通法で定められている*1。これが「白杖」(または盲人安全つえ)である。

 その目的はこうした障害者が安全に出歩けるように「警察官等その他その場所に居合わせた者は、誘導、合図その他適当な措置をとることにより、当該歩行者が安全に道路を横断することができるように努めなければならない」とする目印とすることだ。

 

 「目が見えない人は白い杖を使う」という認識は広まっているが、法令にも定められている通り「(弱視など全盲以外の)視覚障害者、聴覚障害者、身体障害者、平衡感覚障害者」もその対象となっている。

 白杖自体が周囲に「当該歩行者」への気遣いを求めるものであるため、その認識のギャップが「白杖を持っているのに目が見えている→うそつきだ!」となってしまうということだ。

 「誤解があるため、白杖を持って外に出るのが怖いという人もいる。スマホを使うこともためらい、肩身が狭くなっている」という声もあり、本来障害者を助けるためのサインが逆に彼らの行動を消極的にさせてしまうという事態になってしまっている。

 

 そのために「はくたん」というキャラクターを用いた「白杖全盲とは限りません」という啓蒙ストラップを作っている人がいるーーというのが記事の内容だが、それだけではうまくいかないだろう、というのが自分の感想だ。

 

 「見えにくいハンデをマークなどを使って周囲に示し、配慮を促す」という白杖の機能は、いわゆる初期の妊婦を示す「マタニティマーク」と同じ構造だということができる。そしてそのマテニティマークに関するトラブルは以前から報告されており、「あえてつけない」選択をする人も少なくないという。


 白杖にしてもマタニティマークにしても、「弱者に対する配慮を『さりげなく』求めるサイン」のはずが(人によっては)「『配慮されるべき対象』であることをこれ見よがしに強調するアピール」として受け取られてしまうことに問題がある。

 コミュニケーションにおける言語化されないニュアンス・機微というものが関わる部分であり、また社会における「不寛容」の現れの一つだとも言える。

 根深いが故に一朝一夕に解決できるとは思えない。しかしストラップのような草の根的な啓蒙だけではなく、もっとスケールの大きな施策が状況改善のためには必要になるだろう……。

(とれる行動を思いつかず、尻切れトンボに終わる)

 

 関連する記事にこういうものもあった。視覚障害者が点字ブロックを叩く音が気になるからといって怒ったりせず、むしろそれを「うるさい」と思ってしまった自分の余裕のなさに気づくきっかけにしよう。

 

修士論文進捗状況:インタビュー調査を重ねる

今週やったこと:

  • インタビュー調査10件
  • 「序論」の概要(現在進行中)
  • 「関連研究」の概要(現在進行中)

今週やりたかったこと:

  • 分析のブラッシュアップ

来週やること:

  • インタビュー調査の遂行
  • 題目届の提出
  • 「序論」の概要完成
  • 「関連研究」の概要完成

 

 まずはインタビュー調査の方はそこそこ順調に進んでいる感じで嬉しい。

 一方で調査の方にかかりきりで本論の方にあまり手をつけられていない。まだ致命的ではないが、楽観視できるほど進行に余裕はないので注意厳重に。本論のパート別進行管理を詰めておこう。

 

 

 ……本格的に研究が忙しくなってなかなか本を読む余裕がないのが悩みどころ。

「忙しくても学びの習慣を継続する」という狙いで設定したコーナーだけど、現実と理想の折り合いをつけるのはいつだって難しい。

 

KnoN(110min)

 

目の見えない人は世界をどう見ているのか (光文社新書)
 

 

調査的面接の技法

調査的面接の技法