KnoNの学び部屋

大学に8年在籍した後無事に就職した会社員が何かやるところ。

2019年7月8月に読んだ本まとめ

思い出したタイミングで読書メモを置いていくだけの場所になっている当ブログですが、何もしないよりはマシでしょう。

年末よりも早めのタイミングで「下半期に読んだ本まとめをしようと思っていましたが、予想していたよりだいぶ長くなってしまったので月ごとに分割。

まずは第一弾として7月および8月編です(7月が1冊しかなかった)。

  • 本ごとに「タイトル+書誌情報+3行程度のコメント」で構成
  • 書誌情報は基本「自分が読んだバージョン」でAmazonへのリンクを貼り付け(=紙の本は紙のバージョンで、電子書籍Kindleで)
  • コメントは大体「読んだきっかけ」「内容概略」「感想など」でそれぞれ1行ずつ
  • 番号は前回記事からの通しになってます

※上半期の記事はこちら knon.hatenablog.com

#14 アウトライン・プロセッシングLIFE

  • Kindle Unlimited。同じ著者の『アウトライン・プロセッシング入門: アウトライナーで文章を書き、考える技術』などは以前読んでおり、気になってはいたがなかなかタイミングがなかった。Kindle paperwhite購入と同時にUnlimitedにも登録したので、第一号としてダウンロード。
  • なんとなくエッセイ的な内容だと思っていたが、実際は「LIFE(生活、人生)のアウトラインを作る」の具体的な手引書だった。参考になる。
  • [Days]によるデイリータスク管理の手法を早速真似して見た。多少アレンジはしたが、4ヶ月たったいまでも続いているので自分にあっていたっぽい。

#15 バレットジャーナル 人生を変えるノート術

バレットジャーナル 人生を変えるノート術

バレットジャーナル 人生を変えるノート術

  • 「バレットジャーナル」の存在自体は『「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル』で知っていた。こちらばいわば「原典」というべき書籍の邦訳。
  • ノートの使い方が半分、ノートを使うことが人生をどう良くしていくかの自己啓発が半分。
  • 具体的なバレットジャーナルの運用法はしっくりこなくてそのままは使っていないが、考え方・スタンスは参考になる点多し。たまに一部を読み返したりしている。

#16 書くための名前のない技術 case 1  佐々木正悟さん

  • Kindle Unlimited。同著者の本を読んだのでその流れで。
  • あんまり細かいことは覚えてないな……。case2以降とまとめて読むと、それぞれの人の技術の違いが浮き彫りになって面白のかもしれない(まだでてないみたいだけど)

#17 論語

論語 (岩波文庫)

論語 (岩波文庫)

  • 岩波文庫で古典に親しむシリーズ。読み始めたのはかなり前。寝る前に20分くらいで1章ずつ読み進めていた。1月に読み始めて3月からしばらく中断し、7月に再開して8月の頭に読了。
  • いくつかは有名な一節もあるが、ほとんどは孔子の同時代人や出来事が話題で、「ふーん。それで?」で終わってしまった。経験を積めば価値がわかるのかもしれない。
  • ちなみに某やる夫スレの影響で「孔子はロック」という刷り込みがあります。

#18 山月記名人伝・李陵

名人伝

名人伝

李陵

李陵

  • 青空文庫中島敦をまとめて。「山月記」「名人伝」は再読。「李陵」は初見。
  • 中島敦の文章は美しい。頭の中でリズムよく読み上げられる。朗読会とかラジオ放送に向いていそう。好き。 *(李陵)読み終わった後に充実感がある。李陵の葛藤とともに荒涼とした遊牧平原の情景が脳裏に浮かぶ。

#19 ハリー・ポッターと死の秘宝

  • Kindle Unlimited。私的夏休みの課題図書。
  • 実は「ハリー・ポッター」シリーズはリアルタイム世代で多分にもれずによく読んでいたのだが、成長するに従って離れてしまい、ついに最終巻は読まないままだった。2008年発売らしいので、11年越しの初読。
  • 始終逃亡劇が続く緊張感。二次大戦時のレジスタンス活動がモチーフになっているらしい。読んでいて疲れたがなんだかんだで面白かった。満足。

#20 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

  • Kindle Unlimited。『死の秘宝』が面白かったので再読。
  • 4巻『炎のゴブレット』までは何度も読んでいたので5巻から。社会(魔法省)からの抑圧に対する反抗と、そこで生まれる恋模様とでいかにも「青春」という感じの内容。
  • この辺りからのハリーの性格が鼻につくという人もいるらしい。少なくとも自分は「思春期らしい肥大した自意識の表れ」として「そんなこともあるよねー」くらいに受け取りました。

#21 ハリー・ポッターと謎のプリンス

  • Kindle Unlimited。『死の秘宝』が面白かったので再読。
  • 5巻からの息苦しい流れがさらに強まる。クライマックスの展開的にも、読者的にはフラストレーションが溜まるストーリーには違いない。
  • 実はここまで三冊、それぞれ紙の本だとかなり分厚いのだがそれぞれ2~3日で読み終わっている。続きがきになる内容の面白さはもとより、どこへでも持ち歩けるKindle paperwhiteの特性のおかげ。

#22 20代で知っておきたいお金のこと

20代で知っておきたいお金のこと (中経出版)

20代で知っておきたいお金のこと (中経出版)

  • Kindle Unlimited。最初に適当にダウンロードしたものの一つ。
  • 個人のお金の話は散発的に学んでいるが、まだどうにも自分の中で行動指針としてまとまらない。結局のところ、自分は殖財にはあまり興味がないのかもしれない。
  • とにかく「月一万円から始める積立投資のインデックス運用」が鉄板だということはわかった(わかったけど、3ヶ月経ってもまだやってないのはよくないぞ)

#23 生命保険のカラク

生命保険のカラクリ

生命保険のカラクリ

  • 購入自体は今年の初め。「お金の話」の系統では先に買っていたのはこちら。
  • 「日本の生命保険は産業構造として利用者第一になっていない、したがって利用の際には十分に注意を払い、騙されないようにすることが肝心」と理解した。
  • 後半は細かく具体的な話が多くてちゃんと読む気になれず、読み飛ばした。必要になったら読み直そう。

7月・8月では全部で10冊を読了。「年間50冊」の目標まであと27冊!

ハリー・ポッター」シリーズを3冊まとめ読みしたのがハイライトでした。

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