KnoNの学び部屋

大学に8年在籍した後無事に就職した会社員が何かやるところ。

2019年9月10月に読んだ本まとめ

引き続きの第二弾は9月&10月編。 月ごとにしようと思っていたけれど「前回で10冊なら、今回5冊だけだと見劣りするかな……ならまた2ヶ月分合わせて9冊にしとこうか」となりました。

  • 本ごとに「タイトル+書誌情報+3行程度のコメント」で構成
  • 書誌情報は基本「自分が読んだバージョン」でAmazonへのリンクを貼り付け(=紙の本は紙のバージョンで、電子書籍Kindleで)
  • コメントは大体「読んだきっかけ」「内容概略」「感想など」でそれぞれ1行ずつ
  • 番号は前回記事からの通しになってます

※前回の記事はこちら knon.hatenablog.com

#24 日本再興戦略

日本再興戦略 (NewsPicks Book)

日本再興戦略 (NewsPicks Book)

  • Kindle Unlimited。2018年の話題本。職場でも何人か読んだという人がいた。
  • ブロックチェーン」「5G」などの新技術が社会をどう変えるのか、初めて実感を持って理解できた。もっと詳しく学んでみたい。
  • 秀吉的中央集権世界と家康的地方分権世界の対比。『新・やる夫の関が原戦線異常アリ』(やる夫スレ)でも描かれていたが、やはり現在の世界は中央集権にするには大きくなりすぎてしまっているように感じる。道州制とかどうなったのかな。

#25 noteではじめる 新しいアウトプットの教室

  • 新刊。実はKindleではなくhonto電子書籍を初めて使ってみたのだけれど、なんでそうしたのかは覚えていない。
  • 継続的なアウトプットをできていないところに課題意識があり、プラットフォームを変えてみたら気分も変わるかと思ってブログからの乗り換え先としてnoteを検討。詳しく学ぶために購入。 思ったよりも「ガチなクリエイター」向けな感じがある。マンガとかイラスト描いたり、写真撮ったり、音楽や映像作る人向け? 駄文しか書いていない自分にはややハードルの高さを感じる。
  • 結局アカウントの開設までにもいたらず、日常的なアウトプットどうする問題は継続中。

#26 世界一わかりやすいプロジェクトマネジメント

世界一わかりやすいプロジェクトマネジメント 第4版

世界一わかりやすいプロジェクトマネジメント 第4版

  • 作者: G・マイケル・キャンベル,中嶋秀隆
  • 出版社/メーカー: 総合法令出版
  • 発売日: 2015/03/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る

  • 今のところ下半期のベスト本。年明けごろににざっと目を通していたが、仕事の中で本格的なプロジェクトマネジメントが求められるようになってきて腰を据えて読み直した。
  • 全体像をしっかり理解するのにオススメ。実務の中で困ったことや悩んだことがあっても、なんらかのヒントになるようなことがほぼ必ず書かれている。
  • 問題は結構ボリュームがあること。読み終わるのに2ヶ月くらいかかってしまった。まずはもっとあっさりしたやつで「触り」を掴んでからの方が良いかもしれない。

#27 あなたの知らないApple Watch

  • Kindle Unlimited。実は9月にApple Watch買ってました。半額になったseries3ですが。幅広い使い方を知りたいので参考書として入手。
  • Apple Watchの便利さを実感するのは「声で操作する場面」が大半』という指摘があり同感なのだけれど、まだSiri音声コマンドの細かい設定をできておらず使いこなしきれていない。それでも活動量計測・睡眠計測、振動による通知などでかなり役立っている。
  • 佐々木さんのApple Watchの使い方は「たすくま」ありきなので、非ユーザーの人には参考になりにくいかもしれない。自分はたすくま使っているけど、ここまでがっつりではないし。

#28 キングジム 人も組織もうまくまわりだす 超整理術213

  • Kindle Unlimited。手元に読みたくなる本ないな、と思った時に面白うな本を適当に探してダウンロードしたもの。
  • 結果としては星3つくらい。紙ベースで仕事をしている組織向けの話で今の自分の状況にはあまり当てはまらなかった。さっくり目を通して終了。

#29 お金2.0 新しい経済のルールと生き方

  • Kindle Unlimited。『日本再興戦略』を読んだ人向けのリコメンド。こちらも発売当初はかなり話題になっていたはず。
  • 面白かったはずだけど具体的なことは覚えてないな……。
  • 内容は説得力あると感じたので興味あるなら一読する価値はあると思います(適当)。

#30 武器になる哲学

  • Kindle Unlimited。これも少し前の話題書。こういうのをほぼ無料で読めるのはありがたい。
  • これまでの長い歴史の中で紡がれてきた哲学体系をあえて時系列的に解体し、「ビジネスパーソンにとっての実用性」という観点で構築し直している。
  • これまで独学で哲学について学んだことはあったが(『西洋哲学史―古代から中世へ (岩波新書)』とか)、また違った切り口で各種コンセプトを捉えることができて面白かった。このブログで書いていたような現代思想に関する理解にも奥行きが生まれ、次の『在野研究ビギナーズ』と合わせて向学心が刺激された。

#31 在野研究ビギナーズ

在野研究ビギナーズ――勝手にはじめる研究生活

在野研究ビギナーズ――勝手にはじめる研究生活

  • 新刊。『武器になる哲学』を読んで「結局大学の中ではやりきれなかった研究再開したいなー」と思っていたタイミングにマッチしたので購入した。
  • さまざまな領域での「在野」研究者たちの話が読めて興味深い。章によって内容や文章のテイストがかなり異なるので続けて読むとちょっと混乱するかも。
  • ただ、やはり在野でできるのは「文献研究」や「フィールドワーク」が有力になる研究分野で、自分がやりたいような実験的要素を含む研究は単独では難しそう。そういうことを本当にやりたくなった時が大学に戻るべきタイミングなのかも(最大の問題は課題意識を共有できるコミュニティへの伝手が全くないことだけれど。研究テーマ的ぼっちです)

#32 岩田さん: 岩田聡はこんなことを話していた。


9月・10月では読了9冊。通算32冊で「年間50冊」の目標まであと18冊! 11月はこれまで2冊読んでいるけれど、あと一月半で+16冊は流石に厳しいか……?

『世界一わかりやすいプロジェクトマネジメント 』はオススメ。 『武器になる哲学』は脳のしばらく使っていなかった部分の好奇心が刺激されてワクワクしました。

KnoN

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