KnoNの学び部屋

大学に8年在籍した後無事に就職した会社員が何かやるところ。

ユアスタに行ってきました:J1リーグ第3節ベガルタ仙台vsヴィッセル神戸

土曜日はサッカーの試合を見てきました。

ユアスタ(ベタルタ仙台のホームスタジアム)には去年すでに二回行っていたのですが、どちらも川崎フロンターレの応援でビジター席での観戦でした。

仙台市民として一度はきちんとホーム側で応援したい!と思っていたので、天気がいいこの週末に行ってきました。

 

 

 

 3月10日復興応援試合

最寄駅の市営地下鉄南北線泉中央駅からは歩いて数分、ペデストリアンデッキを通っていけばあっという間の場所。

「東のユアスタ・西のベアスタ*1」と称されるように、立地やサイズ感を含めて非常にいい雰囲気の球技専用スタジアムです。

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今日は「復興記念試合」ということで、試合開始前に震災からの復興を祈願するVTRが流れました。対戦相手がヴィッセル神戸なのも、ともに大きな地震で被害を受けた都市同士のクラブというつながりですね。

Jリーグの日程は通称「日程くん」と呼ばれるプログラムが組んでいますが、このようにある程度は各クラブからの要望を受け入れて設定できるようになっています。

【3月10日 J1 神戸戦】復興応援試合 河北新報マッチデーのご案内 | ベガルタ仙台オフィシャルサイト

 

1995年の阪神・淡路大震災当時は幼かったこともありほとんど記憶もありませんが、そこからの復興のエピソードなどには共感するところが多くあり、強く胸を打たれるものがあります。

そして2011年の東日本大震災から、未だ復興の途上にあると言える東北・宮城においても今尚多くの人たちが日夜努力を重ねているのだろうと思います。

直接的に何かをしているわけではありませんが、縁あってこの復興期の仙台で生きていくことになったのは、自分の人生にとって意義のある経験なのではないかと思うわけです。

 

 注目は板倉選手とポドルスキー選手!

スポーツの話に戻りましょう。

J1リーグは2試合を終えてベガルタ仙台は2連勝と好調、今シーズンは中位以上を狙います。

対する神戸はここまで1敗1分け、楽天の資金力を背景に大型補強を行うものの、どうにも噛み合わないことが続いています。今年こそは、というところです。

 

サッカーの世界には「期限付き移籍(=元のチームとの契約を残したまま、期間限定で他のチームに参加する)」という制度があり、ベガルタ仙台には我らが川崎フロンターレから板倉滉選手が移籍しています。

https://www.jleague.jp/img/cache/2018/sendai/player/1401622_l.jpg

ユース上がりで世代別の日本代表にも選ばれているなどポテンシャルを期待されている選手ですが(東京五輪のレギュラー候補でもあります!)、ここ数シーズンは安定して上位争いをする川崎の選手層ではなかなか出番を得られず、出場機会を求めての移籍となりました。

ベガルタではCBとしてスタメンを確保、ここまでも印象的な活躍を残してベガルタ・サポーターの心をバッチリ掴んでいるようです。

 

神戸の注目選手といえば、やはり元ドイツ代表ルーカス・ポドルスキー選手ですね。

ドイツ代表で10番を背負い、100試合以上に出場した世界でも有数のプレイヤーです。

2シーズン目を迎える神戸でも背番号10&キャプテンとしてチームの中心を担っています。

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……そういえばJリーグのサッカー観戦といえば屋台などで供される美味しい食事、通称スタグルも欠かせませんが、今回は写真を撮るのを忘れてしまいました。

とにかく「モツ煮込み300円」が美味しかったということだけ書き添えておきましょう。 

 

先制を許すも、終了間際に追いついてのドロー

さて、肝心の試合の方ですが、戦術や試合展開について語れるほど詳しくはないのでごく簡単に。

 

当初は仙台がボールを保持して押し気味に試合を進めていたのですが、前半27分に隙を突かれて神戸・三原選手に得点を許します。

その後は双方押しつ押されつながらなかなか得点の気配が見えないまま時計は進み、このまま0-1で敗戦かと思われていた後半41分、仙台のエース石原選手がゴール前の混戦から押し込んで同点ゴールを奪いました。

一気に勝ち越しを狙って攻め立てる仙台ですが、その後は得点なく1-1で試合終了。勝ち点1を分け合う結果となりました。

 

試合後の周りのサポーターを話に聞き耳を立ててみると、仙台は神戸とはあまり相性が良くないらしく、この展開で勝ち点1を取れただけでも上出来、ということらしいです。

いずれにせよこれで3戦負けなし、上々の滑り出しといったところでしょうか。

板倉選手もフル出場でチームに貢献していました。

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一方のポドルスキー選手はこの試合ではあまり輝けなかったようです。

いい形でボールが持てず、シュートの機会もほとんどありませんでした。本人からするとフラストレーションが溜まる試合だったかもしれません。

それでも生で見るポドルスキー選手は体の大きさや厚みが周りとははっきり違っていて存在感がありました。今後の活躍を期待したいですね。

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やっぱりスポーツという文化はいいなぁ、という話

ユアスタは専用スタジアムで客席からピッチまでの距離が近く、屋根もあるので声援も響いて迫力が出ます。

今日は天気も良く、特に日差しが届いた後半は暖かい空気の中で気持ちよく、そして熱く観戦できました。

数千、数万の人が選手たちの一挙手一投足に注目し、応援に気持ちを乗せ、そして感動を共有する。スポーツ観戦、特にスタジアムでの生観戦は素晴らしい体験をすることができる場だと思いますね。

 

仙台は東北随一の都市ということもあり、プロスポーツチームもいくつもあります。

サッカーのベガルタプロ野球イーグルス、そしてバスケの89ers

仙台にいるうちに地元のスポーツ文化をしっかり味わっておこうと思います。

 

次のユアスタでの観戦予定は4/14(土)19時キックオフのvs川崎フロンターレ戦。

もちろんこの試合はビジター側でフロンターレの応援です!

 

今日はこの辺りで。

 

KnoN

サッカーの憂鬱~裏方イレブン (マンサンコミックス)

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*1:サガン鳥栖の本拠地・ベストアニメティスタジアムのこと