今週の一冊#01&02:『小さな行動習慣』『勝間式 食事ハック』
松の内もとっくに明けましたが、みなさんあけましておめでとうございます。
今年もこのブログはマイペースにやっていきます(とはいえもっとコンスタントに更新していきたい……)。
年末の記事で「2019年は50冊の本を読む」を目標としていました。
年間52週なので、だいたい週に一冊のペース。「今週の一冊」として簡単ながら読書メモを残していきたいと思います。
初回は2冊。年末から読み進めていてちょうど元日に読み終わった『小さな行動習慣』と年始のスポーツ中継見ながらさくっと読んだ『勝間式 食事ハック』です。
Habit Stacking 人生を大きく変える小さな行動習慣
- 作者: S・J・スコット,和田美樹
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2018/11/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
今週の一冊#01:『小さな行動習慣』
Habit Stacking 人生を大きく変える小さな行動習慣
- 作者: S・J・スコット,和田美樹
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2018/11/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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初めて知ったのは堀さんの『ライフハック大全』の中で参考文献として言及されていたのを見て。その時はまだ邦訳されておらず原著の方での紹介でした。
「習慣を変えることで人生を変える」というのは、ここ数年特に注目されているように感じます。(名前が似てて紛らわしいですが)『小さな習慣』が流行ったのも2017年でしたね。
とはいえ考え方自体は目新しいものではなく、古くはアリストテレスも同じように考えていたようです。
人は物事を繰り返す存在である。従って、優秀さとは行動によって得られる物ではない。習慣になっていなければならないのだ。
『ニコマコス倫理学』
この本で特徴的なのは「習慣をひとまとめにして取り組みやすくする(=習慣スタッキング)」というアイデア。習慣の一つ自体をリマインダー(あるいはトリガー)にすることでスタックした他の習慣も連鎖的にやってしまおう、という発想です。
例えば私はもう何年も毎日5分のストレッチを行なっていますが、やるタイミングは決まってお風呂に入った後です。
「入浴する」というすでに固定化された習慣をトリガーに「お風呂から上がったら身体が温かいうちにストレッチをする」という新しい習慣を積み重ねる(スタックする)ことで、新規の習慣をスムーズに定着させることができる、というわけですね。
生活の中に全く新しい習慣を持ち込むのは大変ですが、「今ある習慣に追加する」ならばなんだかやりやすそうに感じます。
後半では「仕事」や「お金」「健康」など、7つの分野ですぐにはじめられる123の習慣を紹介しています。
すでに実践しているもの、やってみたいもの、あるいは全く考えていなかったものなどもあり、習慣に対する考え方を広げてくれます。
p77でのアドバイス通りに印をつけながら読んで見たところ、44の習慣が「やってみたい」となりました。その中でも二重丸をつけたのが次の三つ。
- 002 最重要タスクを3つ特定する
- 038 自動引き落としで積立投資をする
- 041 食事日記をつける
進捗は……あんまりできてないな……ちゃんとスタックを設計しないと……な感じですが、コツコツやっていきましょう。
年が変わって自分を変えたい・何か新しいことをしたいと考えている人におすすめです。
今週の一冊#02:『勝間式 食事ハック』
初見は河内瞬さんのこの記事……だったはず……(記憶が曖昧)。
【書評】毎日の料理に変革の時!料理に苦労している全シュフは「勝間式 食事ハック」を読んで手作り料理思考をアップデートしよう! - 主夫の日々
秋頃から仕事が忙しくなり、外食・中食だと食費も割高になる(&野菜が好きなのになかなか思い切り食べられる場所がない)ということで自炊環境のテコ入れを考えていました。
そんななかで記事中の『最終目標は「調理時間10分」の世界』という見出しに惹かれて「読みたいリスト」入り。しばらく忘れられていたのですが、年末年始休暇向けに本をまとめ買いに出かけた時に思い出して購入&読了しました。
実は本書の中では「調理家電を使って楽に自炊しよう」というのは必ずしもメインのメッセージではありません。
- 忙しくても加工食品や外食を多く取っていると中長期的に健康に対するリスクが大きい
- 研究結果からはいわゆる「プラントベース・ホールフード(=植物性食品を中心に、なるべく加工度の低いものを食べる)」が良いとされているが、通常の食料品店や調理環境では技術的・時間的に困難であることが多い
- そこでハイテク調理家電や食料品配送サービスを利用した工夫(ハック)で困難を解決し、人生の生産性をあげよう!
というのが大まかな流れになっています。
ハックのツールとして具体的に挙げられているのが「ホットクック」「ヘルシオ ウォーターオーブン」「Amazonフレッシュ*1」の三つ。
そして「ホットクック」「ウォーターオーブン」などのハイテク調理家電を使うことによる副次効果が
- 安定した調理(温度管理)でいつでもおいしい
- 材料入れれば後はお任せなので時間を有効活用できる
- 予約可能なので帰宅直後や起床時にできたてを食べられる
というわけです。
内容自体は抽象的な話(「理論編」)と細かい話(「実践編」)の両極端で、じっくり読み込むというよりざっと読んで概要をつかむ方が適していそうです。
読んで、やって見て、気になることが出てきたら読み返して確認する、という感じですね。
……で、買ってみました。ホットクック。
シャープ ヘルシオ ホットクック 1.6L AIoT対応モデル レッド KN-HW16D-R
- 出版社/メーカー: シャープ(SHARP)
- 発売日: 2018/07/26
- メディア: ホーム&キッチン
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早速使い倒してます。一週間で4品(具だくさん味噌汁、クリームシチュー、野菜スープ、無水カレー)作りました。
感想としては
- 材料切って入れるだけなら本当に10~15分。あとは30~60分放置で良いので他の作業が捗った。
- 普通の鍋で作るより味がしみている感じがある。根菜も柔らかくて美味しいし、骨付き鶏肉(手羽元)も身が簡単にほぐれる。
- 無水カレーの香りがすごい!食欲ましまし!
と大満足。
むしろ使いすぎて週末には食材の方が先になくなるという事態になってしまいました。
ヨドバシで4万8200円(ポイント還元13%)と決して安い買い物ではありませんでしたが、今年の我が家の食事環境を強力にサポートしてくれそうです。
やはり健康こそが長期的に成果をあげる、人生を充実させるためには重要だと思うので、ゆっくり調理をする暇もないくらいに忙しい人ほど検討してみてもらいたいです。
あとがき
やっぱりブログ記事を書くのは楽しい。
でも毎回こんなに時間をかけていては(今回は2時間弱)習慣化できない。
第一「週に一冊本を読む」のペースがすでに間に合ってない。
と、なかなか前途は多難そうですがぼちぼちやっていきたいと思います。
今読んでいるのは『学びを結果に変えるアウトプット大全』なので来週はこれですかね? 無事に更新できることを祈って。
それでは
KnoN(120分)