2019年11月に読んだ本まとめ
月に一回くらいのペースでまとめていけるといいですね。
仕事に直結する本を多く読んだ月でした。
- 本ごとに「タイトル+書誌情報+3行程度のコメント」で構成
- 書誌情報は基本「自分が読んだバージョン」でAmazonへのリンクを貼り付け(=紙の本は紙のバージョンで、電子書籍はKindleで)
- コメントは大体「読んだきっかけ」「内容概略」「感想など」でそれぞれ1行ずつ
- 番号は前回記事からの通しになってます
★今月の一冊
#33 マーケティング企画技術
- 会社蔵書。後輩向けの課題図書に使えるかなと思って購入申請。
- 大幅に目新しい内容のことは書いていなかったが(そもそも2004年の本だけど)、戦略レベルのマーケティングの考え方・進め方が丁寧に書いてあって参考になった。入門書的には良いかも。
- まあ、うちの会社がやる「マーケティング」の範囲とはやっぱりちょっと違うんですが……。逆にどこにいっても通用する力をつけるためには役立ちそう。
#34 全員経営者マインドセット
- 別のプロジェクトを担当している同期からのオススメ。メンバーのモチベーション管理やビジョンの浸透に苦戦している時に手に取り、参考にしているらしい。
- 同期は特に「個人の成長に必要な5つの要素とその関係(それぞれの要素がバランスよく揃ってこそ大きく成長できる)」「組織全体の成長のためにはボトムアップよりも中間層を引き上げて下に波及させる」の2点に感銘を受けたようだ。
- 実は自分自身は「全員経営者」にはやや否定的。仕事や会社に求めるものはそれぞれ違うのだから、そうした個性を上手く組み合わせて組織の力にしていくのがマネジメントの存在意義なのでは?というスタンスです。(そういう意味では次の『最軽量のマネジメント』の方が共感度が高かった)
#35 最軽量のマネジメント
- 会社蔵書。サイボウズのオウンドメディアの記事で見かけて、面白そうだったので購入申請出したらすでに購入済みだったというオチ。割とよくある。
プロジェクトマネジメントやるようになってから経験のなかで心がけるようにしていたことが指摘されていて、ある種の自信になった。 - ①マネジャーの最大の役割は意思決定
- ②情報の徹底公開(特に途中経過もためらわずに出すこと)がマネジャーの負担を減らしてメンバーの主体性を引き出すカギ
- ③一人一人と向き合い("ザツダン")、それぞれが働きやすい(能力を発揮しやすい)環境を作る、など
- 最近は自分自身が振り回されて②が疎かになっている……と思ったけれど、この「ふりまわされている」という感覚がそもそも「自分(マネジャー)のところで整理してからメンバーに渡そう」という心理の表れだと気がついた。改めよう。
#36 外資系コンサルの知的生産術
- Kindle Unlimited。10月に読んだ『武器になる哲学』と同著者。出張の電車移動の中でサクッと読むのにちょうど良い本を探してダウンロード。読んでる途中で「これは是非手元に置いておきたい」と感じて紙版を買い直し。
- 11月の今月の一冊。 "知的生産性というのは「思考の技術」そのものよりも、「情報をどう集めるか」とか「集めた技術をどう処理するか」といった「行動の技術」、いわゆる「心得」によってこそ大きく左右されます。"(まえがきより)というのは全くの同感。どちらかというと「新しく学んだ」というよりも、「暗黙知を明確化してくれた」という点で発見が多かった。
- 「9. 指示は、「行動」ではなく「問い」で出す」「28. 最初からポジションを取る」「65. What、Why、Howの三点セットをまとめる」あたりが今後も特に意識したい、後輩に伝えていきたい項目。他にも多数。
11月は4冊で通算36冊。目標50冊まであと14冊。
読みかけが3冊あるので、とりあえずそれ+1での12月4冊が現実的でしょうか。
Kindle Paperwhite買い直してKindle Unlimitedにも加入した下半期のペースは月4冊以上でかなりよかったので、来年もこの調子で読んでいきたいです。
KnoN