2020年8月に読んだ本まとめ
小説2冊&趣味の本1冊。 仕事に関係した本が出てこない月は結構珍しい。
2020年読了数： 25冊 / 50冊
★今回の一冊
#23 コルヌトピア
- 作者:津久井 五月
- 発売日: 2020/06/18
- メディア: 文庫
SF小説。昨年末のBRUTUS（BRUTUS(ブルータス) 2020年1/15号No.907[危険な読書2020]）で取り上げられていたのを見て、植物による演算技術「フロラ」というガジェットと、なにより表紙の雰囲気に惹かれた。
そのときは購入にまでは至らなかったが、7月に「最近インプットが足りてない！」と思い立ったのと文庫版の発売のタイミング（6月）が重なったのがあって今度こそアマゾンで注文。8月半ばに読み終わった。
都市インフラとしての計算資源、しかもそれが植物というのが魅力的。後日譚「蒼転移」で描かれたムクドリへの拡張と合わせて、人類と自然との新しい関係性の予感があってワクワクする。
アニメで見たい。劇場版。フロラ接続時のレンダリングの様子を映像化してほしい。
購入のきっかけとなった表紙イラストについて。文庫には後日譚の追加があるのでそちらを買ったが、実は単行本版の方がより好み。背景としての緑に覆われたビルが良い！
#24 夜は短し歩けよ乙女
Kindle Unlimited。「小説を読もう！」キャンペーンの第二弾。実は単行本発売直後（2006年）に読んでおり再読なのだが、もう15年近く立っているので「実質初読」としてカウント。
特徴的なストーリーの概要は読み進めるうちにどんどん思い出してきたが、ディテールに関してはさすがにそうはいかず楽しみに読み進めることができた。何より文体、台詞回しが良い。
最近続編？なのかは知らないけれど、おそらくテイストが似ているであろう新作が出ています。私はどっちかというと先に『四畳半神話大系』の方を読むつもりですが。
#25 喫茶チェーン観察帖
完全趣味の本。ネットの紹介記事をたまたま見つけて、こういうのは読みたくなった時が読みどきだと思ってその場でアマゾン注文した。
喫茶店は好き。個人店もチェーン店もどちらも好きだけれど、どちらかというと日常使いするのがチェーン店・たまに気分転換に行くのが個人店という感じ。
最近では毎週末のように利用しているのが珈琲館。看板メニューは炭火珈琲だけれど、個別銘柄の豆をその日の気分で飲み分けるのが好き。
次に出番が多いのはタリーズ？ 立地が良くて個人的によく立ち寄るところにあるので使いやすい。
去年は金曜夜に会社近くのベローチェでルイボスティー飲みながら本を読むのを習慣にしていた時期もあったけれど、最近は行っていない。疲れているのでついつい直帰を選んでしまう。
甘いものを一緒に食べたい時に考えるのはドトール。安定しておいしいケーキを食べられる。あともちろんミラノサンド。
なんとなくスタバは苦手。コーヒーはブラックで飲むのが好きなので、クリームとかトッピング前提のメニュー構成に馴染まないのかも。
セガフレードも実は会社の近くにあるのだけれど、一回しか入ったことがない。なんとなく個性が強くて近寄り難さを感じていたからだけれど、この本によると一般的にもそういう認識らしくて納得した。
最後に「カフェに使える他ジャンルチェーン」という章がありミスタードーナツとフレッシュネスバーガーが紹介されている。これも納得。実家の最寄駅の駅前に両方あって、実家住まいの時はよくお世話になってた。今のところだと行きやすいところにはなくて少し寂しい……。
仕事関係の読書が（一冊きちんと読みきるのではなく）「必要な部分だけを内容確認して参考にする」パターンだったので、読書してる時間に比べて読了リストが伸びなかった。
一年も2/3がすぎたけど、読了数進捗は折り返しを過ぎたところ。複数ある読みかけを片付けていけばペースを戻せるか？
KnoN
Kindle Paperwhite 防水機能搭載 wifi 32GB ブラック 電子書籍リーダー
- 発売日: 2018/11/07
- メディア: エレクトロニクス
- 作者:本田 直之
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
