ストーリーデザイン研究会 その0
午前中の気怠さからはじまって、色々予定を組み替えているうちにこんな時間になってしまいました。
風邪の初期症状っぽいものもあったりして、新学期が始まって環境が変わったことへの疲れが出てきたのかもしれません。
あまり無理をしすぎないように気をつけたいと思います。
今日は軽めに。
雑記っぽいテイストですが、ストーリーデザインに関わる活動をしたのでその記録を残しておきます。
ストーリーメーカー 創作のための物語論 (アスキー新書 84)
- 作者: 大塚英志
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2008/10/09
- メディア: 新書
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「ストーリーデザイン研究会(仮)」というものを立ち上げました。
大学で所属しているサークルと、一応高校のときの友人で作ったサークルに声をかけ、学びの一歩で説明したようなストーリーデザイン*1について考えてみようという集まりです。
今日はその初回会合ということで、顔合わせと活動方針の擦り合わせを行いました。
参加者がこの会に求めていることは、
- 「物語の構造を分析する」ための基礎知識
- ストーリーの型、あるいはジャンルごとの分析
- 分析手法を活かした自分の作品のブラッシュアップ
などのようです。
- 学問としての物語論の追究
- 他人に書かせる「編集者としての視点」の獲得
という意見もあったので、出来る範囲で取り込んでいきたいところ。
当面の活動方針としては
- メンバーの間で「ストーリーデザイン」「物語の構造」という概念についての共通認識を作るため、基盤となるテキストを読む。
- 同じような関心を持つメンバーが集まった場を活かし、それぞれが関心のあるテーマについて自由に発表し議論する。
というようにまとまりました。
テキストは、とりあえず初回は基礎の基礎ということで
をやることに。
(実は以前から不定期にやっているワークショップの中でネタ元にしたのですが、改めて参加者全員で読み直そう、ということです)
他には次のようなものを候補として用意しましたが、まだどれを扱うかは決めていません。もっといいものもあるかもしれないしね。
-
映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術(シド・フィールド、2009)
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物語の法則 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術(クリストファー・ボグラー他、2013)
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ストラクチャーから書く小説再入門 個性は「型」にはめればより生きる(K.M.ワイランド、2014)
本格的な活動は来月から開始予定。それまでにテキストを読んで予習をせねば。
自分含めてメンバーそれぞれ大学の生活も忙しくなってくるので、そこまで「がっつり勉強する」という感じにはしないつもりですが、限られた活動の中でも何かしらの発見があれば良いなと思っています。
……雑記っぽく、という感じで気楽に書けました。「高校生からわかる〜」の方もこんな感じで出来れば楽なんですが、まああっちはしっかりとしたお勉強ですからね。労力も多く、得るものも多い(ハズ)。
明日も別のテーマとして、今度は「語学」についてちょっとやろうと思っています。
「高校生からわかる〜」のまとめを待っている人がいれば申し訳ないですが、あくまでマイペースに、気の向くままにやらせて頂きますので、ご了承ください。
それでは
KnoN(40min)
映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術
- 作者: シド・フィールド,安藤紘平,加藤正人
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2009/03/31
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- 作者: クリストファー・ボグラー,デイビッド・マッケナ,府川由美恵
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/09/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ストラクチャーから書く小説再入門 個性は「型」にはめればより生きる
- 作者: K.M.ワイランド,シカ・マッケンジー
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2014/03/24
- メディア: 単行本
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*1:今のところ「作者のメッセージを読者に正しく伝える」ための技術、というように定義しています。