KnoNの学び部屋

大学に8年在籍した後無事に就職した会社員が何かやるところ。

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

談話と対話 その2

◯ブラットマンによると意図は主に未来志向的であり、次のような3つの性質を持つ。 ◯コーエンとルベックは前項で述べた性質を満足するような「意図」概念を、様相理論にもとづいた体系を用いて形式化した。 ◯我々の日常的な活動の多くは複数の主体で共同して…

談話と対話 その1

◯本書ではミクロレベルのコミュニケーションについて、「なんらかの計算主体を念頭において、様々な問題を定式化しようとする(=計算論的)」アプローチについて述べる。その際、コミュニケーションの典型として「談話」と「会話」をその対象とする。 ◯グラ…

情報の表現と論理

工学における「情報」の基礎

積ん読、読んどく その4(修正済)

情報からのアプローチ

記号学(パース著作集) 予告? 

懐が寂しいくて家篭りモード。 明日あたりどこか出かけて気分転換したい。 昨日一昨日と集中してパースの『記号学』に目を通した。 が、さっぱりわからん……。 先月読んだ『公共性』よりも手強い。 もともと「著作集」ということでまとまった内容ではなく、時…

先行研究を読むとはいかなる営みなのか

◯「学問分野の地図」を描き、そこに自分を位置づけられるようになることが「先行研究を読むという営み」の目的 ◯いたずらに量を読むのではなく、しっかりと理解した「使える文献」を確実に増やしていくのが重要 ◯限られたリソースの中で効率よく吸収していく…

誰のためのデザイン? その5(終)

◯ユーザーの視点に立ち「何をしたらいいか」「何が起きているか」をわかるようなデザインを目指すべきである。そのためには次の7つの原則を心得ると良い。 ◯時には「あえて使いにくいようにする」デザインが求められる場合もある。 ◯デザインされた道具(プ…

誰のためのデザイン? その4

◯デザインをめぐる現在の情勢においては、デザインの「自然な進化」を妨げる要因が存在する。 ◯デザイナーがデザインに対し誤りを犯してしまいがちな原因として3項目を指摘できる。 ◯コンピュータに関わることは本質的に抽象的であるため、常にも増して「自…

誰のためのデザイン? その3

◯デザインはユーザーが(事前の説明なしに)適切な行動をとるための手助けとなりうる。それは主にデザインの中のアフォーダンスと制約による。 ◯デザイナーはエラーを前提としたデザインを行うことによって、これら不可避の問題に対処すべきである。

12月の読書記録

Kindle多めの12月読書メモ。

誰のためのデザイン? その2

◯人は不正確な知識からでも正確な行動をとることができる。 ◯人は身の回りの環境を構造化することにより外部に情報(知識)を記録し、そこから取り出すことができるようになる。 ◯人の頭の中の知識(内的情報)は主に3種類にカテゴリ分けされる。 ◯外的知識…