11月のまとめ
もう少しこまめに更新できるようなネタが欲しい。
◯学び部屋
更新してないので特に書くことがない(2カ月連続)。
本とかの感想を書き残せばいいのかもしれないけど、コンパクトにまとめるのが難しそうで二の足を踏んでいる。
◯読書メモ+
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短歌という爆弾: 今すぐ歌人になりたいあなたのために(穂村弘、2013[2000]) → 11月上旬ごろ読了
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クローズアップ 「メディア」 (現代社会と応用心理学 5)(浮谷秀一編著、2015) → 11/13読了
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リトル・ピープルの時代(宇野常寛、2015[2011]) → 11/26読了(再読)
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資本主義こそが究極の革命である 市場から社会を変えるイノベーターたち(宇野常寛編著、2015) → 現在進行形
『短歌という爆弾』は生協で平積みにされていたのを衝動買いした。百人一首には全く面白さを見出せなかったが、近現代の短歌にはなかなか気に入るものも多くて評価を改めている。小説の方は停滞気味なのでこちらの方で攻めていくのもアリかもしれないない。
『リトル・ピープル』をふと読み返したくなった。
基本的には村上春樹について「世界の終わり」(≒ナルシシズムの記述、個人のアイデンティティ、文学)と「ハードボイルド・ワンダーランド」(≒正義と悪の問題系、社会へのコミットメント、政治)の分裂/再統合という観点から論じた本。それを「仮面ライダー」を代表とする、いわゆるサブカル的な想像力における展開に発展させている。
特に現代において後者の問題を考えるのは難しく、読むと小説を書くモチベーションが高まると同時に行き詰まりの原因にもなる。
この人の「時代を更新していく想像力は市場の無意識から生まれていく」という考えには同意。「"いい話"を下支えできる産業構造がなければ何も維持できない」という意見にも同意。(だから個人的には「ボランティア」という言葉が軽々しく使われることには懐疑的で、何かを成すためにはビジネスとしてアプローチしていかないと思っている)。
◯大学院
引き続き「要約」をキーワードに手を伸ばしてる。
前回説明したフライヤーの類似サービスには次のようなものがあった。
これらのサービスで実際にどのような「要約」が生成されているのか比較検討するのが次の段階。11月下旬は少し忙しかったので延期してしまったが、12月中にはする予定。
他には従来の研究の中で「要約」という行為がどのように扱われているのかも。論文のリストは長くなるので省略。
先の見通しもはっきりとはしないが、やりたいことをやっている感覚はあるので悪くない。
◯学外活動
- やみなべ堂*1 → サイトリニューアルの話が少し進んだ。新春のイベントへの参加を目指していたがこちらは見送り濃厚。
- 文芸ぶとん*2 → 会誌完成の打ち上げもやって一区切り。来期も会長をやることになった。
◯その他
- 若干ソーシャルゲームに時間を割くことが多くなってきているような。これまではシンデレライレブンというあまりメジャーではないゲームをコツコツやっていただけだったが、9月からデレステ、今月からガルパン戦車道大作戦と3本だてに。とはいえ、ウイイレに比べれは時間自体は短くなっていると思う。
- ガルパンの劇場版がついに公開です。期待以上のものが出来上がっていて非常に満足です。
- フロンターレはシーズンの日程を全て終了。今年もタイトルには届かず。今年から始まったCSにも届かず。大久保嘉人の三年連続得点王がせめてもの慰め。
もう一皮剥けるためには「路線を継続した上での大きな変化」(広島のペトロビッチ→森保みたいな)が必要な気がしているが……。 - 就職活動……?
基本的には前向きなバイオリズムが続いている。
いくつか気になることもないわけではないが、一つずつ対処していけばなんとかなるでしょう。
それでは
KnoN(80min)
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