4.『ロラン・バルト』
ロラン・バルトのまとめ。 エクリチュール、神話、作者の死。
写真の指し示す意味の広がり。 ・ストゥディウムとプンクトゥム ・見出し、失う ・バルト以降
異なる分野への応用。 ・奏でるという再生産 ・記号としての写真の特異性 ・映画スチールの持つ3つの意味レベル
恋愛とロマネスク。 ・ロマネスクなエクリチュール ・存在しない相手を求める
中性のエクリチュール。 ・身体と愛による抵抗 ・快楽が中心を取り払う ・快楽と享楽、その両取り
言語活動の暴力性。 ・彼自身によるロラン・バルト ・作家の抱え込む矛盾 ・イデオロギーを中和する「中性」
テクスト分析の話。 ・テクストは読者により再生産される ・読者の数だけ「読み」がある ・「書き得る」テクスト
脱構築とポスト構造主義。 ・批評の賞味期限 ・脱構築:無限の連鎖と基準の不在 ・「記号の帝国」としての日本、テクストとしての日本 ・作者からテクストへ
批評の更新と構造分析。 ・批評の欺瞞 ・言語と物語の相似形 ・個性からシステムへ
ファッションを流行らせる話。 ・言語記号がすべてを説明する ・モードの二面性
記号学。 ・現代の「神話」 ・シーニュ(記号)の多層性
取り込まれないために距離を置く。 ・歴史を記述する文学 ・「重力」への抵抗 ・問いを立てるものとしてのエクリチュール
ロラン・バルト入門。 ・サルトル『文学とは何か』 ・「形式」というメタ・メッセージ ・「文学」の逃れ難い重力